ブログ|ケアアシストこころ

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第2回訪問介護雑学講座

皆さんこんにちは!

 

合同会社KOTOBUKI、更新担当の中西です。

 

 

【シリーズ②】訪問介護の1日の流れをのぞいてみよう!

 

今回のテーマは、「ホームヘルパーの1日」。
訪問介護って、実際にはどんな1日を送っているの?どんなスケジュールで動いているの?という疑問にお答えします。

皆さんがイメージしやすいように、ある女性ヘルパー(仮名:田中)の1日を例にご紹介していきます!


■ AM7:30 出勤・準備

 

朝は事務所に出勤し、その日の訪問先や利用者の様子、注意点などを確認します。
体調不良の報告や、前日の引き継ぎ事項があれば共有し、スムーズな支援につなげます。

必要な物品(体温計、記録ノート、手袋など)を確認し、いざ出発!


■ AM8:00 1件目訪問:Aさん宅(要介護2)

 

Aさんは80代の女性。
この日は朝の着替え、洗顔、朝食の準備、服薬確認といった一連の「朝の支援」がメインです。

まずは「おはようございます」と笑顔でご挨拶。寝室のカーテンを開けて日差しを入れ、お顔のバイタルチェックを行います。

顔を洗って、着替えを済ませ、朝食の準備へ。
「今日は少しパンが食べたい気分かな」など、ちょっとしたリクエストにもできる限り応えながら、Aさんの“気持ち”を大切にします。

最後に服薬のお手伝いとゴミ出し。
約45分間の訪問でしたが、Aさんとのおしゃべりも欠かせない大切な時間です。


■ AM10:00 2件目訪問:Bさん宅(要介護3)

 

続いて、90代の男性Bさん宅へ。
本日の支援内容は「入浴介助」です。

浴室の準備、温度調整、滑り止めの確認など、安全第一の視点で作業します。

「背中を流すのは、やっぱり誰かにやってもらうと気持ちいいねぇ」
そんな一言が、ヘルパーのやりがいです。

入浴後は水分補給を勧め、服薬の確認、血圧の測定なども行います。


■ PM12:00 昼休憩・移動

 

昼休みは一息つきながら、次の訪問先の確認をしたり、スタッフ同士で近況を話したり。

「Cさん、最近少し足がもたついてきたみたい」
「Dさんの食欲、少し心配ですね」

そんな会話の中に、ケアのヒントがたくさん詰まっています。


■ PM13:30 午後の訪問開始

 

午後は生活援助が中心。

  • Cさん宅:掃除と洗濯のお手伝い

  • Dさん宅:お薬を薬局まで取りに行って、簡単な買い物

  • Eさん宅:冷蔵庫の整理とお食事の準備

それぞれの方に合わせて、支援内容は細やかに変わります。
「今日はお孫さんが来るから、玄関をきれいにしておこうかな」など、“思いやり”の視点も欠かしません。


■ PM16:30 事務所に戻り、記録と報告

 

すべての訪問を終えたら、事務所でサービス記録を作成します。
「体調の変化はあったか」「食事の摂取量は?」など、ケアマネジャーやご家族とも共有できるように記録を残します。


■ PM17:30 業務終了!

 

1日の業務が終わるころには、心地よい疲れと、「今日も誰かの役に立てた」という充実感でいっぱいです。


このように、訪問介護の1日はとても濃密で、そして温かい出会いの連続です。
次回【シリーズ③】では、訪問介護のサービス内容をもっと深掘りして、「身体介護」と「生活援助」の違いや考え方についてご紹介します!

どうぞお楽しみに!

 

以上、第2回訪問介護雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

 

 

 

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第1回訪問介護雑学講座

皆さんこんにちは!

 

合同会社KOTOBUKI、更新担当の中西です。

 

 

すっかり春のぽかぽか陽気となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

訪問介護に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

 

【シリーズ①】訪問介護ってどんなサービス?~はじめての方へ~


このブログでは、私たちが日々取り組んでいる「訪問介護」のサービスについて、シリーズでわかりやすくご紹介していきます。

「訪問介護って名前は聞いたことあるけれど、実際どんな人が、どんなことをしてくれるの?」
「親の介護が必要になってきたけど、何から始めればいいのかわからない…」
そんな方に向けて、やさしく丁寧に、そして少しでも不安を和らげられるような情報をお届けしたいと思います。


■ 訪問介護とは?

 

訪問介護とは、介護が必要な方のご自宅に、介護の専門職(通称ホームヘルパー)が訪問し、日常生活を支援する介護保険サービスの一つです。

「介護保険」という制度の中に位置づけられており、要支援・要介護認定を受けた方が対象となります。

たとえば、こんなサポートがあります:

  • 身体介護:食事の介助、入浴や排泄の介助、着替え、体位変換、服薬確認など、直接身体に関わる支援。

  • 生活援助:掃除、洗濯、調理、買い物代行、薬の受け取りなど、暮らしを維持するための支援。

  • 移動支援・通院介助:通院の付き添いや、車椅子介助など、外出が必要な際のサポート。

ご利用者様の心身の状態、ご家庭の状況に合わせて、訪問する時間帯や頻度、支援の内容はすべて個別にプランニングされます。いわば“オーダーメイドの介護”なんです。


■ 「住み慣れた家で暮らしたい」その想いを支えるのが訪問介護

 

人が人生の終盤を迎えるとき、多くの方がこう願います――
「できるだけ家で、家族に囲まれて、自分らしく過ごしたい」

訪問介護は、そんな気持ちに寄り添うサービスです。

介護施設ではなく、ご本人が安心できる“我が家”で生活を続けていくためには、ご家族の支援だけでは難しいこともあります。
その“足りない部分”をそっと埋めるのが、私たち訪問介護の役目です。

たとえば――
・買い物に行けないから代わりにお願いしたい
・足腰が弱ってきたので、入浴がひとりでは難しい
・お薬を飲み忘れてしまうのを防ぎたい
・ご家族が仕事でいない間、少し見守っていてほしい

そんな時、プロのヘルパーが訪問し、安心とケアをお届けします。


■ ヘルパーはどんな人?どんな資格が必要?

 

「知らない人が家に来るのって、ちょっと不安…」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でもご安心ください。当社のホームヘルパーは、全員が国家基準の資格を保有しており、厳しい研修を受けた“介護のプロ”です。

たとえば:

  • 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

  • 実務者研修

  • 介護福祉士 など

そして、介護技術だけではなく、人としての思いやりやコミュニケーション力を重視しています。

「おはようございます、今日はお元気そうですね」
「最近、夜はよく眠れていますか?」
そんな何気ない会話も、安心して暮らすための大切なエッセンスです。


■ ご家族と一緒に「チーム」になる

 

訪問介護は、ご利用者様だけでなく、ご家族にとっても大きな支えになります。

ご家族が働いている間に支援を受けられたり、遠方にお住まいのご家族の代わりに様子を見に行くことも可能です。

私たちは「サービス提供者」であると同時に、「ご家族のチームメイト」であると考えています。


次回【シリーズ②】では、「実際にヘルパーはどんな1日を過ごしているの?」という素朴な疑問にお応えして、ある1日のスケジュールをご紹介します!

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

以上、第1回訪問介護雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

 

 

 

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今後ともよろしくお願いいたします。